北海道アウトドア情報 ダニに刺されないように注意

北海道アウトドア情報 ダニに刺されないように注意

ダニイラスト

さて問題。この絵は何でしょうか?

みなさんこんにちは。サーです。

上の絵を見て「何だこの絵は?キモッ。」と思ったあなた。

また、「何だこの絵は?ヘタ!」と思ったあなた。ごめんなさい。わたしにはこれが限界ですw

正解は「マダニ」。

いきなり本物の写真を出すのもどうかなと思いまして。この後の写真はリアルなので気を付けてくださいね。

北海道は、大自然が魅力の一つ。旅行に行くなら「地平線まで牧草地」「一面のラベンダー畑」「手つかずの森」「綺麗な川でカヌー」などなど、見たいものがたくさんあります。

また、エゾシカやキタキツネ、ヒグマなど、野生動物に出会えることも。

でも、そんな時に気を付けないといけないのが「マダニ」

↓こいつです。

マダニ画像

今朝、森の中にある我が家から、道路際のゴミ出し場所までゴミを出しに行っただけでついてきました。

たぶん、最初は足元についたのでしょうが、気づいたのは「どうも首元がムズムズするなぁ。」と思って触った時。小さなゴミのような感触があり、慣れているのですぐにこいつかなと思いつまみました。

幸いまだ喰い付いていなかったので、ティッシュに挟んでプチッ。で終了。

 

今日は、アウトドアを楽しむときに気を付けるべきダニについて書いていきます。

北海道に限らず、どこでもこれからの時期は、あらゆる草むらにこいつらが出現します。いえ、普段もいるのですが、産卵期を迎えたこれからは吸血を始めるので、人にも刺すようになるんです。

街中の公園だからと言って安心はできません。動物が通るところにはダニがいる可能性があると考えていいでしょう。ペットだって動物です。また、キツネやネズミは街中にも生息しています。

スポンサードリンク

Advertisement

「ダニがつくのは偶然」は間違い。狙って付いてきます

彼らは「ハーラー器官」という特殊なセンサーを持っています。哺乳類の体から発する「体温」「二酸化炭素」「体臭」などに反応し、前足のかぎ爪を構えて近くを通る動物に取り付きます。場合によっては木の枝から落ちてくることも。怖すぎる((((;゚Д゚))))

身体に取り付いたダニは、吸血場所をさがして歩き回り、比較的皮膚の薄いところを見つけて吸血します。蚊などのように鋭い針で刺すのではなく、顎で皮膚を破り、頭を食い込ませて直接吸血します。その時に簡単に外れないように、そして気づかれないように、麻酔成分を含んだセメントのような液体を分泌し、自分と皮膚を連結します。吸血期間はなんと約一週間!飲み放題にもほどがあるだろ!

そして体が吸血前の10倍ほどに膨らむと、自分で離れ、草むらで産卵します。そう、吸血をするのは産卵期の雌だけなんですね。

こわいのはダニ媒介感染症

ただ吸血するだけなら(これでも十分イヤですが)まだしも、ダニが怖いのは感染症のリスクがあるからです。

地域によって感染するものが違いますが、北海道では「ライム病」と「ダニ媒介性脳炎」の二つが有名です。

ライム病はわりと古くからある病気で、スピロヘータという菌の一種が原因で起こります。感染すると、咬まれた部位が紅くなり、さらに周りに円状に紅斑がでます。放置すると全身に炎症が広がります。抗生物質が効くので、ダニに咬まれて、初期の紅斑が出たら病院にかかるといいでしょう。その時にダニに咬まれたことを伝えるのを忘れずに。

そして、最近増えてきて、脅威になっているのが、ダニ媒介性脳炎です。こちらはウィルス性の感染症で、ロシアを中心に発生していますが、最近は特に北海道での感染例が増えてきています。発症すると致死率が20-30%と高く、有効な薬剤がないことが問題になっています。潜伏期間は1-2週間で、その後高熱や嘔吐、痙攣などの神経症状がでてきます。治癒後も神経症状が残ることがあります。ワクチンはありますが、まだ日本では認可されていません。

北海道では2018年までの間に5例の症例がありますが、最初は北海道の南部で発生したものが、最新では旭川まで北上してきています。ダニは動物と主に移動するので、広がるのは当然です。

さて、ここまでこわいネガティブ情報ばかりでしたが、感染防止の方法は簡単。

刺されないこと。

次からは予防法をまとめていきます。

ダニのセンサーにかからない服装をする

ダニはハーラー器官で人間の体温や息などを探知します。なので、草むらや森の中に入るときは、なるべく肌を露出しないことが大事です。登山など標高が高く涼しいときはレインウェアを着ていると、表面を滑り落ちていくので有効です。

また、お酒を飲んだ後などは呼吸で通常より多く二酸化炭素を出します。体温も高くなりがちなので注意が必要です。

 

刺される前に発見する

ダニが衣服に取り付いても、刺すまでには時間がかかります。時々ダニチェックをして、衣服についていないか確認しましょう。また、帰ってきたらすぐにシャワーや入浴で洗い流してしまうのも有効です。

 

それでも万が一刺されてしまったら

皮膚科の診察を受け、切除してもらうのが一番です。ダニは引っ張っても簡単に取れません。ちぎれて皮膚の中に頭が残ってしまったり、つまんだ圧力で病原体を含んだダニの体液が人間の体内に注入されてしまうこともあります。

昔の方は、タバコの火を近づける、虫よけスプレーをかける、ワセリンで窒息させるなどの方法で取り除いていたようですが、感染のリスクは避けられません。あまりお勧めはできません。ネット上では「ダニの取り方」で検索するとたくさんの方法が出てきますが、どの方法でも感染症のリスクがあるということは考えておいてください。

もし自分でとれたとしても、1-2週間は体調に気を配り、傷口が紅くなったり、発熱の症状が出たらすぐに病院に行くようにしてくださいね。その時には、何日前にダニに咬まれた、ということも伝えると、お医者さんも判断がしやすく、スムーズな治療につながると思います。

 

とにかく、ダニには咬まれないことが一番です。虫よけや服装の工夫などで上手に防ぎ、楽しい北海道旅行やアウトドア体験をしてくださいね。あなたのお住まいの地域にもダニはいますから、普段から少し気を付けてみましょう。

スポンサードリンク

我が家で使っている虫よけスプレーはこれです。化学成分が使われていないのでお子さまでも安心です。

ハーブの香りが強めなので、そこが少し好みの分かれるところですね。

あわせて読みたい

夏休み北海道情報 アウトドアは日焼け・虫刺されに注意しよう

 


生活・文化ランキング

 

おすすめ北海道旅行カテゴリの最新記事