ボランティア活動から帰って来たあなたへ ストレスと向き合おう

ボランティア活動から帰って来たあなたへ ストレスと向き合おう

こんにちは。サーです。

今年の6月、7月は豪雨災害の多い年となってしまいました。

変な進路の台風などもあり、異常気象という言葉も日常的になってしまいましたね。

今日の記事は「ボランティア活動を終えて帰ってきたあなた」向けに、ストレスコントロールの方法が書かれていますが、これから行かれる方の参考にもなる記事かと思います。今までわたしが書いてきた記事と合わせて参考にしていただけると幸いです。

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ボランティア参加者は隠れた被災者と呼ばれるわけ

「ボランティアは隠れた被災者」という言葉を知っていますか?

この言葉は、日本赤十字社のボランティアガイドブックにも明記されている言葉です。

 

「自分から進んでボランティアに参加しておいて何言ってんだ?」と思うのも無理はありません。わたしも最初はそんな印象を持った言葉でした。自ら進んで被災地に向かったのにストレスに悩まされるのは自業自得、出来ないことをやろうとするからだと思っていました。

 

ですが実際、東日本大震災で宮城県でボランティア活動をした時から、この言葉の意味が何となくわかるようになりました。

ボランティアに参加される方は、自ら志願して、強い参加意識をもって参加するので、ストレスには強いと考えられがちです。わたしも、まさか自分がそんな被災地ストレスにさらされるとは思っていませんでした。

しかし、実際に被災地に行ってみると、

・いつまでたっても先が見えないがれきの山

・連日の厳しい気候

・被災者の方が全員歓迎しているわけではない。警戒感や不信感をあらわにする方もいる。

・ボランティア同士の人間関係

・えもいわれぬ無力感

など、現地でのストレスは想像以上です。

わたしの参加したボランティア団体は、10日以上活動をしたら強制的に丸一日の休養日を設け、協賛した温泉宿に宿泊できるという、素晴らしい対応でしたが、個人で参加するボランティアさんはそういうわけにはいきません。

ですので、自分でコントロールする必要があるでしょう。

次からストレスコントロールの方法をご紹介します。

あなたはヒーローではない。ストレス反応を認めよう

災害現場でストレスゼロの人はいません。あなたは完璧なヒーローではありませんし、そうある必要もありません。

わたしはボランティア活動中に、

「人助けに行っているのに、自分がストレスを感じてはいけない、恥ずかしい。」

という感覚に陥る方をたくさん見てきました。強い使命感を持って参加されている方に特に多かったように感じます。そして身体も精神もボロボロになり、心が折れて帰っていく方を見るたびに心が痛みました。

自分は周りよりも年齢が高めだった(アラフォー)こともあり、他のボランティア参加者から相談をされる機会も多かったです。わたしは、そんな時、話を聞くことに集中しました。負の感情は、とにかく吐き出さないと解消は難しいです。無力感・喪失感・不信感・絶望感・・・どれも到底一人で抱えきれるものではありません。

「ストレスを感じて当たり前」まずこの感覚を大事にしてください。

 

そのうえで、ボランティア活動から帰ってきた自分が、今どのようなストレス状況下にあるか、以下のチェックリストを使って確認してみましょう。

□周囲から冷遇されていると感じる
□向こう見ずな態度を取る
□自分が偉大なように思えてしまう
□休息や睡眠を取れない
□仲間やリーダーを信頼できない
□ケガや病気になりやすい
□物事に集中できない
□何をしても面白くない
□すぐ腹が立ち、人を責めたくなる
□不安がある
□状況判断や意思決定をよく誤る
□頭痛がする
□よく眠れない
□酒やタバコが増える
□じっとしていられない
□気分が落ち込む
□人と付き合いたくない
□問題があると分かりながら考えない
□いらいらする
□物忘れがひどい
□発疹がでる

どうでしたか?

このチェックの結果は、とても厳しいものです。

実は、一つでも当てはまれば「あなたはストレスを感じている」ということになります。気分転換や、自分のための時間を設けて、身体と心を休ませてあげてください。

そして、もし6個以上チェックが入ったら、しっかりと一日以上休みましょう。それでもチェックした項目が改善できない場合は、専門家に相談した方がいいでしょう。

何度も言いますが、被災地の現状を見たり、厳しい環境で活動してストレスがたまるのは当たり前のこと。まずはストレスを認め、冷静に対処することに意識を向けましょう。

自分を解放してあげよう

ボランティア活動から帰ってきたら、必ずリセットをしましょう。方法としてはいくつかありますが、例えば

・ボランティア仲間と打ち上げをする。

・自分にご褒美を与える(旅行・買い物など)

・家族や気の合う仲間に活動の報告をする。

・意識して「さあ、明日からはいつもの生活に戻るぞ~!」と言う。

その他にも自分の気持ちの切り替えができ、日常生活に戻ることができるものなら何でもいいです。できれば、ボランティア活動に行く前に、リセット方法を考えておくといいのではと思います。

そしてまた、「気が向いた時」にボランティアに参加すればいいのです。

ボランティアは、強制するものでも、されるものでもないということを、常に頭の片隅においておきましょう。現地での活動、募金、支援物資、祈り。そのすべてに優劣などあるはずはないのですから。

サーでした。

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