移住は開拓者になるな。先人に任せれば失敗しない。

移住は開拓者になるな。先人に任せれば失敗しない。

小川と花

サーです。

今回は移住について。

移住には2パターンあって、一つは短期間で場所を転々とするノマド的移住。もう一つはじっくりと腰を据えて定住する完全移住。

このうち、完全移住についての話。

移住先選びはすでに移住者のいる地域にしましょうという話です。

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田舎コミュニティーにとって、あなたは異物、よそ者でしかない。

まず、これだけは覚えておいてください。

「長く続くコミュニティーにとって、新参者は異物である。」

なので、人付き合いはしたくないけど田舎暮らしはしたい。という方は、田舎暮らしそのものが難しいということになります。

田舎の長い歴史を持つコミュニティーは人とのつながりを重視します。引っ越し初日に町内会の入会手続き、集金は当たり前。引っ越しトラックが付いたらどこからともなく人が集まり、頼んでもいないのに荷物を運び出した・・・。なんてことも普通にあります。

作業の終わるころに合わせてお茶の用意、缶ジュース、軍手、タオルのお礼の三点セットの用意、後日の地域へのあいさつ回りetc…できますか?

 

無理ですか?

そういう場合は、「地方都市」への移住をお勧めします。程よい距離感、充実したインフラ、施設。

別に助け合ったり、人付き合いをしなくても生きていけます。

 

思い出してください。学生時代、クラスに転校生が来ても特に何も思わなかった。でも、その転校生が自分の仲良しグループにドカドカと入ってきたら、、、

クラスが地方都市、仲良しグループが田舎のコミュニティーだと思ってくださいね。

 

移住者のいない地域は「よそ者を排除」の歴史があるかも。

「限界集落といわれる地域は、常に人不足に悩んでいる。移住者を求めている。」

というのはある意味幻想です。

人が増えてにぎやかな集落になってほしい。とは思っているかもしれません。

しかし、誰でもいいから来てほしい、とは思っていないことが多いのです。

 

特に、現代の距離感での人付き合いは受け入れられないことのほうが多いです。

「あいつは引っ越しのあいさつもしに来なかった。」「仕事がなにかもわからん」「村の誰の紹介でもない」

と、素性がわからなければわからないほど悪いほうへと解釈されていきます。

マイナススタートになることは間違いありません。

10年経って、こっちは溶け込んだと思っていても、「まだ移住して10年だもんな?」と言われるのは当たり前。少なくとも自分の代はよそ者扱いだということに耐えられる、もしくは気にしないメンタルが求められます。

なぜその地域が限界集落になっているのか?その理由を見極めることが大事です。

 

行政、不動産屋の文句に騙されるな。納税者を増やしたい、土地を売りたいだけだ。

行政や不動産関係は、「移住促進フェア」などと称して移住者を集めようとしています。その土地の環境の良さのPR、仕事あっせん、移住補助金、土地の提供など、移住希望者には魅力的な提案が目白押し。

ふむふむ、都会ではできなかった薪ストーブ生活、のんびり田園地帯を散歩、家庭菜園、広大は敷地、雰囲気のある古民家。今なら退職金で一括で手に入るかも・・・。

そんな絶妙な価格、タイミングであなたを誘惑してきます。

 

でも、補助金を出してまで、仕事のあっせんをしてまで移住者が欲しい。

なぜだと思いますか?

答えは簡単。行政は納税者を一人でも増やしたい。不動産屋はなかなか売れない田舎の物件をとっとと売りさばきたい。これだけ。

 

だから、明確な移住の理由があったり、その土地が気に入っている人以外はカモにされます。

信じられないことですが、その土地に下見に行ったり、短期移住をしたりしないで、移住フェアだけを参考に不動産屋で土地や家屋を購入する方がいらっしゃるようです。

都会のマンションの一室を買うのとは違います。田舎のコミュニティーという大きなオプションが付いてくるということを認識しなければいけません。

参考記事:田舎暮らし物件、土地購入で失敗しないために

ただし、その土地が気に入り、そこに住みたいと考えている人にとっては大いに利用する価値ありです。自分で移住候補地についてリサーチしたうえで利用するスタンスを忘れないでください。

 

移住の先輩が多い地域ほど移住は成功する。

田舎カフェ

さてさて、移住の怖さばかり話してきたのですっかり気持ちが萎えてしまいましたか?

今までの話は全て、「自分がその地域の移住第一号」となった場合の苦労話です。

 

実は、すでに移住者がいて、地域がそれを受け入れている地域はぐーんとハードルが下がります。

なぜなら、移住成功のマニュアルが出来上がっているからです。

一番簡単なのは、移住者がその地域でお店(カフェ、そば屋、ペンションなど)をしているパターン。次の手順で進めればほぼ間違いなくいけます。

・その地域の移住者に接触する(移住者が経営しているお店に行く。ペンションなら宿泊する)

・最低でも数回は通って話を聞くなり、地域の人とコミュニケーションをとる(移住者のお店がコミュニティースペースになっていることが多い。)

・その土地、人が気に入ったら、移住者に移住の相談をする。(土地購入の情報、仕事などの情報をくれる)

・行政などの移住促進事業を確認。利用できるものは申請する。

こんな感じです。

 

移住者と地域住民の間に、移住成功者を一人挟むだけで「こんなに簡単に移住できるの?」と思うくらいスムーズに話を進めることができます。

スムーズ過ぎて「家族の説得がまだだった!」なんてことにならないようにしましょう。そういうところでつまづいて話がストップすると一気に信頼を失います。田舎では致命傷です。

先輩移住者に迷惑をかけないようにしましょう。

 

また、先輩移住者が成功しているような地域は、コミュニティーが割と緩やかで干渉されにくい可能性もあります。「移住者を受け入れる=多少のことは許す」文化ができてきているからです。

これはそのあとの住みやすさにも大きくかかわります。

しっかり見極めるためにも、現地の視察、できれば短期移住はマストだと思ってください。

参考記事:田舎暮らしを失敗しないために。スタートはライトな内容で

あなたの移住が幸せなものとなりますように。

サーでした。

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