自然ガイドは接客業。勤務中は自然に癒されないよw

自然ガイドは接客業。勤務中は自然に癒されないよw

星空ツアー

サーです。

今年で9年目に突入の自然ガイド業。

細々ではありますが、リピーターさんも増えてきて、何とかやっております。

さて、長くやっているとだんだん聞かれるようになるのが、「どうやったらガイドになれるの?誰でもできるの?」という質問。

結論から言うと、「できます!接客が好きなら。」

 

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ガイドは資格不要。届け出を出せばあなたもプロガイド

まず、ガイドは国家資格や免許制がありません。お金を稼ぐには税務署に届け出が必要ですが、それは個人事業主ならだれもがやることです。

ですから、税務署に行って「個人事業の開業・廃業届出書」を提出すれば、あなたも今日から「プロガイド」です。拍子抜けするくらい簡単。

 

肩書に箔が付くライセンス。保険も大事

じゃあそのままガイドを続けていればいいか、というとそうでもありません。

自然ガイドはお客様相手の仕事。しかも自然の中を案内するので、事故は起こりえます。

そんな時に助けてくれるのが「損害賠償責任保険」。これに加入しておかないと、万が一事故があった場合、賠償金を全額自己負担しなくてはいけません。絶対に入りましょう。

でも、この保険、年間契約料が結構するんですよね。数万円~。保険会社も事故率の高い業種には容赦なく保険料を上げてきます。

 

そこで、保険料を安くする方法のひとつが「ライセンスの取得」。

 

例えば、「日本山岳ガイド協会」の発行するガイドライセンス、「北海道アウトドア資格制度業務センター」の発行する北海道アウトドアガイド資格など。

これらのライセンスには、危機管理や、救急救命の講座及び訓練などが含まれるため、「安全なガイド」として保険料が安くなることがあります。また、ガイド協会などで団体加入できるものもおすすめです。

その他、ライセンスを持っていると、大手の旅行会社との契約や、行政とのつながりも楽になります。この辺との外部との提携は、事業を進めるうえで重要。

「あぁ、何か聞いたことのある団体のライセンスを持っているガイドさんなんだな。」というだけでも契約の進行度は違います。そういう意味でもライセンス取得はおすすめです。

いわゆる「箔がつく」ということですね。

 

基本は接客業、自然が好きかどうかはあまり関係ない

さて、「自然ガイド」というと、自然が友達で、植物や動物のことを何でも知っていて、一般人がいけないようなところに案内してくれる。。。そんなイメージでしょうか?

 

たしかにそうなんですが、実は最も重要なのは「接客業」に適性があるかどうか?です。

時々

「都会の生活に疲れたので、田舎でのんびりガイドでもしようかと・・・」

「人づきあいが苦手なので、自然を相手にガイドなんかしながら・・・」

という方が相談に来られます。

はい。全然無理!!!(笑)

 

ガイドに一番向いているのは、「人が好きで楽しませることが好きなエンターテイナー」タイプの人です。

実際、僕が接客で参考にさせていただいているのは、ホスト、ホステスさんやテーマパークの接客術だったりします。

この本などは本当に参考になりました。

後からいくらでも勉強できます。

ボランティアガイドにありがちな知識の押し売りは最悪。

地方のお城や動物園、観光地に行くと、「ボランティア観光ガイド」という人が結構います。

わたしは、知りたいことがあると積極的に話しかけて教えてもらうのですが、ボランティアガイドの方々はとってもお話し好き。たくさんの情報を得ることができます。

仕事を定年でリタイヤされて、ボランティアでやっている。ということからも、地元愛にあふれているのはよくわかります。しかし、それが災いして「自分の知っている情報をしゃべり倒す」方が多いのも事実なんですよね。

観光客のみんながみんな、全情報を知りたいと思っているかというと、そうでもなくて。

軽い気持ちで声をかけて質問したら、数分間その場に直立不動で話を聞かされ、挙句聞いてないことまで話始め、気づけばお客様が「話しを聞くボランティア」になっていた。

なんて笑えません。

ディズニーランドのスタッフにミッキーの家の場所を聞いたら、ウォルト・ディズニーの人物伝から語り始めた・・・。とか、あり得ないですよね。

 

プロである以上、お客様のニーズに応えるのがミッションであって、知識はそのための引き出しにしまった素材。必要な分だけ取り出して、お客様に合わせてアレンジしなければいけません。

大人なのか、子どもなのか。自然に詳しい方なのか、そうでないのか。そもそも知識を得ようと思って来ているのか、ただ癒されたいと思って来ているのか。

お客様の中には、説明を聞くよりも、森の中を抜ける風が葉っぱを揺らす音を聞きたい・・・という方がいることも覚えておいてください。

 

適性があるのでやってみて無理ならすぐやめよう

さて、ここまで読んでいただきありがとうございます。

どうでしょう?自分に合っていそうですか?

接客が好きなら、これから成長する業種だと思うので、ぜひチャレンジしていただけたらと思います。英語ができたら外国人も顧客になるので最強です。それについてこんな記事も書いてます。

子どものうちから英語力を付けよう。田舎こそ生きる英語力。

また、やってみて、もしくは今現在やっている方で、「しんどいな」と思ったら、無理して続ける必要はありません。接客業は精神的に負担の大きい業種です。

楽しくやっている人は、クレーム処理も含めて接客が好きな方が多い。また、嫌なことは仕事と割り切って淡々とこなすことができる人。

日々疲労感を引きずって携わると病んでしまう可能性があります。

だから、無理だと思ったらパッとやめる。これ大事です。

もしお試しでガイドの仕事をやってみたいな。と思ったら、リゾートバイトがおすすめ。結構ガイド補助の仕事がたくさんあります。独立はそれからでも遅くありません。

あなたの生き方のひとつの選択肢かもしれません。

サーでした。

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